魂の伴侶

ありのままの私を綴る

ずっと探していた?!

『君の名は』

でのセリフにある。

 

『ずっと誰かを探していた』

その感覚がわかる気がする。

 

ずっとなにかを。。。

 

 

 

私はあのすれ違った瞬間に

自分とは違うけど

自分の中の何かが

反応したような

そんな感覚だった。

 

魂って本当にあるんだなー。

って後々思うことになる。

 

それから2年後には

お互いに子供が増えたり

それぞれ幸せに暮らしていた。

 

 

でも私はその彼と

どうにかなることはなかった。

お互い既婚者。

それぞれに幸せな家庭がある。

家族を大切に想っている。

その想いが伝わってくる。

 

彼の奥さんを

羨ましくも思ったけど

それはどこか憧れに近い。

彼が好きになったひとだから

きっと素敵なひと。

嫌いになんてなれない。

むしろ仲良くなりたかった。

それも変な気持ちだなと思った。

普通の恋愛ならきっと思わない。

 

彼のことを想うようになって

自分が二人いるような

そんな感覚だった。

現実世界で夫や子供と

それなりに幸せに

暮らしている私と

彼と魂の繋がりを感じている私。

 

なんでこんな気持ちになるんだろう。

もう考えたくないのに。

なのに、車で出掛ける度に

今どこにいるかなーって

彼の車を探している私。

 

そんな気持ちを抱えたまま

4年くらいが過ぎた。

 

その頃私は、

罪悪感を感じることなく

彼と会える時間を作れるようになった。

 

月に1~2度ほど

1時間くらい話せる時間ができた。

 

その時間を持つために

不思議なほど積極的になった自分に

自分でビックリしていた。

 

でも、夫婦ともに

普通に仲良くなれば

特別な思いもだんだん

薄れるかもしれないと

そんな気持ちもどこかにあった。

 

初めて二人だけで話をしたとき

私は彼のことを知りたくて

奥さんとの馴れ初めを聞いた。

 

すると彼は、それ以前の

過去の辛かった出来事を

包み隠さず色々と

話してくれた。

 

驚いた内容もあった。

でもそんな風に自分のことを

話してくれてすごく

嬉しかった。

 

いつも車ですれ違うときには

ドキドキしていたのに

会って話をしていると

すごく居心地が良くて

安心感でいっぱいだった。

 

そのときに不思議に感じた事がある。

話を聞きながら彼と目が合うと

吸い込まれるような感覚になって

簡単に目が離せなくなるのだ。

ぎゅっと力いれて閉じないと

目をそらせないような感じ。

 

そして彼の目(瞳)を見た時

一瞬自分の目(瞳)かと思うくらい

似ていた。

細かく言うと『目玉』が。笑

 

そんな事があってから、

もう逆にますます

気になるようになって。

寝ても覚めても

頭の後ろらへんに彼がいる。

だんだんと、苦しくなってきた。

 

私、何か頭がおかしくなった?

そうも思うようになり。

ある日、調べてみたのだ。

 

検索ワード

『頭がおかしくなった』

『頭から離れない人』

『ずっとそばにいるような』

 

そんな言葉でググったら。

見つけてしまった。

 

 

 

ツインソウル

 

 

という言葉。

 

その概念や特徴を読むと

これがよく当てはまる。

ここでは解説しないけど

こんな存在があったんだ。

私はこの存在と

出会ってしまったんだ。

 

頭がおかしくなったわけでは

なかった。きっと。

 

彼を想うと

運転しながら涙が出た。

 

そして自分に対する『戸惑い』は

少しずつ減ってきて

自分の魂と少しずつ

向き合うようになった。

 

魂の繋がりを感じながら。